ドクターマーチンはその存在感から、様々な映画で着用されてきました。
今やサブカルチャー好きなら1足はマストなドクターマーチン。
1960年代にイギリスで生まれ、ブルーワーカーを支えるシューズブランドとして大人気となりました。
その後パンクファッションとして人気が出たためか、
映画の中では反体制的であったりそれに付随したバイオレンスなイメージでの使用が多いようです。
この記事ではドクターマーチンが印象的な映画を3つ紹介しましょう。
ドクターマーチン着用の映画①レオン
ジャン・レノ扮する主人公のレオンが履いていたシューズは、初期のドクターマーチンでしょう。
2023年現在発売されている型で一番近いものは、SMITH 4 ホール シューズだと思われます。
実は、LEONの作中でシューズがクローズアップされる場面は一箇所だけ。
その際に4ホールとスムースレザーだと確認できます。
イエローステッチがないのでSMITHが一番近いでしょう。
ここで外せないのが、ソールが通常のドクターマーチンと違うということ。
ブランド独自の『エアクッションソール』の溝が見られないんです。
レオンが履いているものは、“履き潰した感”を出すためにソールを変えた特注品ではないかと予想します。
まとめるとこんな感じです。
- 4ホール・スムースレザーのブラウン。
- 黄色のステッチはなく、ソールは張り替えてある
- 現行モデルでは同じものはない(2023年11月現在)
- 似ているものは、初期型に近づけたドクターマーチン SMITH 4 ホール シューズ【PR】
- SMITHには同じ色・素材はない
似せるなら、SMITHを艶消し・ソール張替えなどで自分で育てると良いかもしれません。
ドクターマーチン着用の映画②トレインスポッティング
シック・ボーイと呼ばれる登場人物が履いていたのが、マーチンの定番8ホールブーツ。
UKカルチャーから切り離すことのできない8ホールは、イギリスやスコットランドの若者の象徴でもありました。
日本でも、シック・ボーイに憧れて8ホールを買った人も多いかもしれません。
ちなみに、トレインスポッティングには2017年に公開された続編があるんです。
続編でもシック・ボーイは8ホールを履いているのでしょうか?ぜひ観てみてください!
ドクターマーチン着用の映画③アメリ
MIE 1461 3 ホール シューズ
現行品でもスチールトゥあります!
主人公・アメリが履いているのがおそらく3ホールの1925スチールトゥ、いわゆるおでこ靴です。
2023年11月現在、公式ストアで販売しているものはエアウェア社の1461。
アメリ着用のものはホワイト社製の1925じゃないかと思われます。
1461は”ポストマンシューズ”と呼ばれ、外で働く労働者向けなのに対し、
1925はつま先部分に鉄板が入った安全靴風で、工業労働者向けだそうです。
こちらがアメリ着用・1925スチールトゥ
こちらが1461 3ホール・鉄板なし
見比べてみると、アメリ着用の1925はボリューミーでボテッとして、よりファッショナブルな印象。
とってもかわいいですが、同じものはUSED品を探さないと手に入りません…。
アマゾンなどでもたま~に販売していますので、根気よくチェックしてみてください。
シルエットが若干違いますが、スチールトゥのMIE 1461 3 ホール シューズもありますよ。
まとめ
ドクターマーチンを着用した映画を紹介しました。
- 『LEON』SMITH 4 ホール シューズ
- 『トレインスポッティング』1460 8ホールブーツ
- 『アメリ』1925スチールトゥ 3ホール
ちなみに管理人は3ホールと8ホールを数足持っています。
8ホールはなかなか履かなくなってしまいましたが、3ホールはまだまだ現役。
次は、レオンが着用していた4ホールをお迎えしようかと思っています!
あなたの好きな映画の1足をお迎えするのもいいかも?
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