クリスマスの季節は、クリスマスを描いた映画を観たくなりますよね。
この記事では、数あるクリスマス映画の中から、特におしゃれな映画を厳選して紹介します!
ジャンル別に紹介していきますね。
おしゃれなクリスマス映画 ヒューマンドラマ編
ヒューマンドラマとは、人々の心の交流を描いたり、人生などがテーマの物語のこと。
- クーパー家の晩餐会
- クリスマス・ストーリー
この2作を紹介します!
クーパー家の晩餐会
あらすじ
クリスマスの晩餐会のために集まるクーパー家にはそれぞれ秘密がありました。
晩餐会の次の日には離婚予定の夫婦。
不倫をしていることをごまかすために知らない男を連れて行く娘。
失業し離婚した息子。
クリスマスプレゼントを万引きしたことで捕まってしまう叔母。
次々に嘘がバレていくハプニングだらけの晩餐会を、コメディタッチで描きました。
おしゃれポイント
何と言っても、食べ物や小物がとてもおしゃれ!
これぞ幸せなクリスマス、という色合いをふんだんに使って表現しています。
見た目だけは幸せ一色クリスマスの表現が、トゲのある不幸せな内容と対比されてマッチ。
その対比が独特の雰囲気のおしゃれさを醸し出しています。
また、ストーリーがクーパー家の愛犬目線で展開されるのもおしゃれポイント!
また、BGMの使い方も非常に印象的で、音楽がストーリーにおいて重要な役割を持っています。
- スティング Soul Cake
- ボブ・ディラン Girl From The North Country
- ニーナ・シモン To Love Somebody
こういった数々の名曲が絶妙にマッチしていて、往年の音楽好きも必見です。
クリスマス・ストーリー
あらすじ
骨髄移植のドナー適合者が見つからず長男が亡くなったことをきっかけに、疎遠となった家族。
数十年後のクリスマスの夜、久しぶりに家族が一堂に会します。
それは、長男と同じ病気になった母親の骨髄移植適合者を探すため…。
心温まるヒューマンドラマかと思いきや、ドロドロしたリアルな家族の姿を淡々と映します。
おしゃれポイント
この映画は、フランスの街並みが美しく息を呑むほどです。
さきほど紹介した『クーパー家の晩餐会』がキラキラクリスマスだったのに対し、
こちらは静かで荘厳なクリスマスのイメージが近いでしょうか。
雪の降るショットや光が非常に印象的です。
撮影はフランス映画的な繊細な撮り方に定評のある、エリック・ゴーティエが行いました。
美しい雰囲気と家族の醜態が対比されたリアリティのある一作。
おしゃれなクリスマス映画 ファンタジー編
ファンタジー映画とは、魔法や幻想、超現実などを描いた世界観の映画のこと。
- くるみ割り人形と秘密の王国
- バットマンリターンズ
この2つを紹介します!
くるみ割り人形と秘密の王国
あらすじ
母を亡くし心を閉ざした少女・クララが主人公。
クリスマスイブ、クララは卵型の箱をプレゼントとして受け取ります。
そこには母からの手紙が同封されていましたが、箱は鍵がなく開きません。
その後クララはクリスマスパーティーで鍵を見つけるのですが…。
おしゃれポイント
さすがディズニーだけあって、衣装が非常に魅力的です!
ジェニー・ビーヴァンという敏腕デザイナーが手掛けており、さすがの美しさ。
ジェニー・ビーヴァンとは…
「英国王のスピーチ」や「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などの衣装を担当しています
ファンタジー要素満載なキャラクター達も非常に魅力!
色使いがとても美しいのにどこか不穏な空気があったり、雰囲気だけでも楽しめる作品です。
また、音楽も「くるみ割り人形」のチャイコフスキーをアレンジしたもので、とても良いです。
クラシック好きも楽しめますよ!
バットマンリターンズ
あらすじ
金の亡者・ペンギン、猫の魔力で蘇ったキャット・ウーマン、野心滾らせるマックス・シュレック。
悪の3人はゴッサム・シティを支配しようとしていました。
阻止すべくバットマンが動きますが、キャット・ウーマンであるセリーナと恋に落ちてしまいます。
おしゃれポイント
なんといっても、バットマンリターンズの監督はティム・バートン氏なんです!
ティム・バートンとは…
「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」など
独特の世界観で人気の映画監督・原作者。
前作「バットマン」でも監督でしたが、今作はさらにティム・バートンの世界観が色濃く出ています。
一度観たら忘れられない特徴的なキャラクター造形、独特の不気味な雰囲気。
クリスマスが舞台ですがあまりキラキラした景色は出てきません。
キラキラした雰囲気を避けたかったら断然これでしょう。
1992年と昔の作品ですが、色褪せない面白さがありますので必見です。
おしゃれなクリスマス映画 アニメ編
アニメ映画は、ディズニーやジブリなどに代表されるアニメーションという技術の映画。
ここでは…
- ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
- 東京ゴッドファーザーズ
この2つを紹介します!
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
あらすじ
ハロウィンの町に住むジャックは、毎年繰り返されるハロウィンの準備に嫌気がさしていました。
そんなある日、ジャックは森でもみの木の形をした扉を見つけます。
その中には、ジャックが見たことのないキラキラなクリスマスの世界が広がっていました。
クリスマスに魅了されたジャックは、ハロウィン風クリスマスを思いつきますが…。
おしゃれポイント
こちらも、「バットマンリターンズ」で紹介したティム・バートン氏が原案です!
こちらはアニメーションなので、より独特のキャラクターが映えています。
モンスター達が主人公だけあって不気味な雰囲気で通常のクリスマス感はありません。
ですが、要所要所でミュージカル調にてストーリーが進むので、
不気味なのに陽気でハッピーな雰囲気を楽しめます。
キラキラクリスマスに飽きたらこれですね。
全く古さを感じない素晴らしいストップモーションアニメーションをぜひ!
東京ゴッドファーザーズ
あらすじ
新宿で暮らすホームレス3人組は、クリスマスの夜、ゴミ捨て場に捨てられた赤ん坊を見つけます。
3人は育てようと赤ん坊に「清子」と名付けますが、わずかな手がかりから両親を探すことに。
その先々でトラブルに巻き込まれ、過去に向き合い、そして奇跡が起きます。
おしゃれポイント
日本のアニメながら非常に洗練されたリアルな雰囲気を持っているのがポイントです。
東京の寒い冬の夜の描写やスタッフクレジットまで細部にわたって光るセンスを見せてくれます。
テンポよく進み、コメディタッチなので気軽に見やすい1作。
今敏監督の作品の中でもシンプルでわかりやすく、希望溢れるストーリーとなっています。
今敏監督とは…
「パーフェクトブルー」「パプリカ」などを代表とするアニメーション映画監督です。
日本のおしゃれ映画登竜門のような作品ではないでしょうか。
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