鉄腕アトムリメイクの作品紹介!PLUTOの他にも!

漫画
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鉄腕アトムリメイクの作品がいくつかあるのをご存じですか?

PLUTOはNetflixにてアニメ化されたこともあり話題になっていますよね。

しかし、PLUTOの他にも鉄腕アトムをリメイクした作品は存在するんです!

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鉄腕アトムリメイク作品①PLUTO(浦沢直樹)

PLUTOは、浦沢直樹先生の作品です。

連載雑誌─ビッグコミックオリジナル
連載期間─2003~2009年
全8巻

なんと、2023年2月時点で単行本の累計発行部数は1000万部を突破しています。

2023年10月には、Netflixにてアニメの配信も始まりました。

どのような作品なのか、詳しく見ていきましょう。

鉄腕アトムリメイクのパイオニアであり代表作

鉄腕アトム『地上最大のロボットの巻』を大胆にリメイクしており、数々の賞を受賞するなど話題となりました。

  • 2005年手塚治虫文化賞マンガ大賞
  • 2005年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
  • 2006年「このマンガがすごい!」オトコ編1位
  • 2010年第41回星雲賞コミック部門

これまでご法度と言われていた漫画の神様・手塚治虫先生の作品のリメイク

ご法度を打ち破った浦沢先生熱量と漫画家としての矜持が感じられる本作です。

PLUTOのあらすじ

鉄腕アトムのリメイクですが主人公はアトムではなく、ロボットのゲジヒト

森林火災の現場で、ロボット・モンブランの残骸が発見されるところから物語は始まります。

モンブランは誰もが慕う森林レンジャーロボット。

そのうえ非常に優秀なロボットのため、破壊されること自体があり得ず現場は動揺します。

捜査官ロボットであるゲジヒトは、モンブラン破壊から始まったロボット破壊・殺人事件の捜査をすることに。

そして、日本に飛びアトムというロボットに出会います…。

ストーリーが原作から大胆にリメイクされているのに加え、ロボットの造形にも変化が!
原作との違いを楽しむこともできるでしょう。

ヒューマンドラマを軸として、ミステリー要素やアクションもある本作。

手に汗握り涙も流れること必至です。

1巻から涙腺崩壊しますのでぜひ読んでみてください…。

鉄腕アトムリメイク作品②青騎士 -鉄腕アトム 青騎士より-(姫川明)

楽天ではプレミア値になっています…!

青騎士 -鉄腕アトム 青騎士より-は、姫川明先生の作品です。

連載雑誌─ケロケロエース(角川書店)
連載期間─2009年11月~2010年3月
単行本1巻

2003年にコロコロコミックスでアニメをコミカライズしていた姫川先生。

鉄腕アトムや手塚先生に対するリスペクトが随所に現れています。

青騎士─手塚先生のアトムへの後悔

この作品はタイトルの通り、鉄腕アトム『青騎士の巻』のリメイク作品

あらすじの紹介前に、少しこの作品の因縁について語りましょう。

青騎士の巻というのは、手塚先生や原作ファンにとって苦い思い出のあるものなんです。

というのも、この回でアトムは人間を憎み、さらにはなんと死んでしまうのです…。

手塚先生が、この巻のアトムについてこう語ったとされています。

終わりの頃アトムはアトムの顔つきをしているがボクの息子のアトムではなかった

手塚先生も後悔したというこの作品のリメイクは、姫川先生にとって相当なプレッシャーがあったのではないでしょうか。

青騎士 -鉄腕アトム 青騎士より-のあらすじ

青騎士と呼ばれるロボットは、事件をきっかけに人間を憎むようになってしまいます。

人間たちは、ロボットを「青騎士型」と「それ以外の型」に分け、「青騎士型」を迫害。

アトムの両親も青騎士型だったために収容所送りとなり、アトムはついに人間を恨むようになるのです。

姫川先生の青騎士もこれをベースに大胆なリメイクを加え、新約といったような解釈を加えています。

全1巻と短いながらも非常に深掘りされており、原作でモヤモヤしたファンの気分を晴らす一作となるかもしれません。

鉄腕アトムリメイク作品③アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニングは、原案をゆうきまさみ先生が、漫画をカサハラテツロー先生が担当している作品です。

連載雑誌─月刊ヒーローズ
連載期間─2015年~連載中
19巻(2023年11月現在)

有名作家がタッグを組んだ本作は、NHKでアニメ化されるなど話題を呼んでいます。

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ゆうきまさみ先生代表作─『究極超人あ〜る』『機動警察パトレイバー』
カサハラテツロー先生代表作─『RIDEBACK- ライドバック-』『フルメタル・パニック! 0-zero-』

アトム ザ・ビギニングのあらすじ

鉄腕アトムを原案とし、アトムが誕生するまでの前日譚を描く本作。

原因不明の大災害に襲われた日本が舞台です。

主人公はお茶の水博志天馬午太郎とし、大学に通う二人はロボットの開発に情熱を燃やします。

人工知能「ベヴストザイン」と共に、ロボット「シックス」を作り出した二人。

しかし、資金調達のため参加したロボットレスリングに参加したことで、大災害の闇に迫ることとなるのです。

鉄腕アトムの前日譚としながらも、リメイクだけには留まらない展開を迎える本作。

バトルもさることながらミステリー要素もあり、原作を知らなくても楽しめること請け合いです。

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まとめ

この記事では、鉄腕アトムリメイク作品をまとめました。

  • PLUTO(浦沢直樹)
  • 青騎士 -鉄腕アトム 青騎士より-(姫川明)
  • アトム ザ・ビギニング(原案・ゆうきまさみ 漫画・カサハラテツロー)

どれも原作ファンも原作を知らない方も楽しめる作品ですので、興味が出た方はぜひ読んでみてください!

きっと人生の糧となるような素敵な作品ですよ!

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